極めて重要な本書において、著者は、愛という基本的でありながら取り組むことの難しいテーマを深く研究しています。これは作曲家や詩人、作家によって最も歌われ、言及されるテーマですが、人間にとって最も未知であり、かつ誤解され続けている上に、恋愛で失望を味わうはめに陥る多くの人にとって、大変な苦しみの原因となってもいます。
著者は、専門性と深みをもってこれを提示しており、人々は常に一貫性のない理想と偽りの愛のもとに、見せかけの下で生きてきたけれども、歴史を通じて、本当に真の愛を生きた偉大な例がいくつもあったことを出発点としています。
このすばらしい本をもって、私達は愛であるものと、たとえそのように見えてもそうでないものとの違いを知ることができます。実生活の多様な例を介して、客観性と現実性をもって、真の愛を知ることのみならず、もっとより良く愛することを覚えるよう私達に教えてくれるのです。
作家ネフェル・バロンさんのこの美しい作品は、魂の癒しとなるものであり、自己発見のための叡智で、私達の存在の最も深い部分から愛することを知るよう誘ってくれる贈り物です。
